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左京三条二坊宮跡庭園





曇り空だった数日前、
買い物ついでに立ち寄った「遺産」の画像を…。


国の特別史跡、特別名勝に指定されている
平城京左京三条二坊宮跡庭園


1975年、田んぼを発掘すると、
川のように延びるS字池が見つかり、
さらに周囲では、建物遺構も確認され、
天平の庭がほぼ完全な形で残っていることがわかりました。

奈良時代の原形をとどめた貴重な遺構で、
都市でこれだけの遺産が残っている「奇跡の庭園」と言われていますが、

あまり知られていないためか、
訪れる人はめったにいないみたい…。

ここから北側、
大宮通りをはさんだ隣は、
スーパー「イトーヨーカドー」…、
ご存知「長屋王邸」だった場所。




このような、
奈良時代の庭園の様子をそのまま伝える貴重な場所が、

スーパーと、
車が往来する大通りのすぐ横に…、
そこだけピタリと時間が止まったように、
ひっそり存在しているところが、
奈良らしいです。

1300年前をそのまま伝える場所があちらこちらに、
普通に存在していること。
それが、
奈良では「ありふれた奇跡」なんですね。(笑)


この場所は平城宮の外ですが、
長屋王邸にも近い場所で、
1300年前の一等地とされたエリア。

平城宮内と同じ瓦なども出土していて、
天皇家の離宮とする説もあるのだとか。


平城宮内の東院庭園と同じような浅い曲池が、
なんとも優美で美しい…。

設置されている看板の解説によれば、
宮跡庭園の導水は、
(発掘調査で確認されておらず不明としつつも…)
水を溜めて木樋暗渠を通して、
池に流しこむという、
手の込んだ仕掛けがあったようです。




賓客をもてなすために華やかな宴が執り行われた東院庭園とは対照的に、

こちらの庭園では、
ごくごく内輪の私的に風流な空間を愉しむための、
場所だったのではないか…?との説も聞いたことあります。



























この場所は、奈良時代(710〜784)のわが国の都である平城京で、左京三条二坊六坪と呼ばれたところにあります。
昭和50年に行われた発掘調査によって、敷地の中央に園池を配した大規模な庭園遺跡であることが判明しました。
園池は、玉石を敷きつめ、要所に片麻岩や花崗石などの景石を配する技巧的なもので、幅15メートル、延長55メートル、水深約20センチメートルあります。
池の西側には、東方の山並みを背景に池を鑑賞できるように建物が建ち並んでいました。
出土した木簡や瓦等からみて公的な宴遊施設であったと推察されています。



















時間 午前9:00〜午後5:00
休み 水曜日(祝日の場合はその翌日)、祝日の翌日(土・日は除く)、年末年始(12月26日〜1月5日)
※平成22年4月1日〜平成22年12月23日 年中無休
無料




どっぷり日常にまみれて、
時間に追われつつの、
スーパーで日用品のお買い物のついでに、

春日山の稜線を望みながら、
わずか20cmの深さのおままごとのような、
S字形の水の流れに耳を澄まし、
歌を詠んだ風流な古代人に、
想いを馳せてみるのも、
思いのほか、
素敵な時間でしたよ。



【関連過去記事】
平城宮跡 東院庭園
名勝大乗院庭園






名勝大乗院庭園


名勝大乗院庭園の一般公開が4月より開始されています。
(名勝大乗院文化館は、奈良ホテルが管理運営を行うことになったらしいです。)

ちょうど一週間前の、
梅雨入り直前の晴れた日の朝、衝動的に訪ねてみたくなり、
キラキラ光る朝日のもと、
美しい庭園を満喫させていただきました。

こんな素敵な庭園が、
入園料たった100円です!
(文化館のほうは無料)




ただ、ひとつ残念に思うことは、
鹿が、庭園の中に入れなくなってしまっていること。

これからの季節、
池で水遊びする鹿の姿、きっと風情あると思うのですが…。
芝の手入れだってしてくれますし。
以前は、よく中に入っていましたよねぇ…?
(植物を食べちゃうとか、いろいろ事情あるのでしょうか…?、
 どうか、ご一考願いたいです。)


【追記】
大乗院は、苦難続きの歴史を経て、
今回、約140年ぶりにようやくよみがえったそうです。

だから、
「ネット上で軽々しく『鹿が入れるようにご一考を…』とか言うもんじゃない…と思うけど。」と、
知人にたしなめられました。(>_<)

まったくです。
おバカで、すいません。

-----------------------------
「南都随一」苦難の歴史
もとは、興福寺の門跡寺院・大乗院の敷地で、
室町期に寺が焼失後、復興の際に、
京都 銀閣寺の寺を手がけた善阿弥(ぜんあみ)が作成したとされる。
幕末までは「南都随一の名園」と呼ばれたが、
廃仏毀釈で寺が廃絶。
西小池は土に埋もれ、園内は養豚場や小学校が建ち、そしてテニスコートやミニゴルフ場になった。
戦後は米軍に接収された。

再興の動きが出たのは米軍撤収後。「かつての誉れを取り戻そう」との機運が高まり、1973年から文化財保存に取り組む日本ナショナルトラストが整備を進めてきた。

-----------------------------
(2010年4月28日 読売新聞 「旧大乗院庭園」 より引用転載)




























































そういえば、たしか、12年くらい前、
まだ私が、京都に住んでいた頃、
知人が大乗院庭園文化館の2階で個展を開催した折、
一度、訪ねたことがありました。

その後も、
ならまちを散策する際の、恰好の休憩場として、
ちょくちょくお邪魔しています。

その頃はまだ、自分が奈良に住むことになるとは、
思いもよらず、
100%観光客視点で、
「奈良って良いところだなぁ〜」なんて思ってました。(笑)
















屋外には、楽人長屋土塀が復元されています。
(以下過去記事より再掲)



楽人長屋(がくじんながや)とよばれる独特のものです。



楽人長屋(がくじんながや)の土塀
かつて、この近くの御所馬場(ごしょのばば)町のあたりに、
大乗院に仕えた人々の屋敷がありました。町の北側には、雅楽の奏者(楽人)たちが住んだと伝えられる「楽人長屋」とよばれる一画があり、道路に面した土塀をところどころくりぬいて出入口としていました。
その景観には独特の趣がありましたが、平成3年に取り壊されました。
ここにある塀は、その土塀の形を模して造られたものです。

設置案内板より転載



JR・近鉄奈良駅より天理駅行バス8分、『福智院町』または『奈良ホテル前』下車徒歩1分、
またはならまちバス『福智院町』下車徒歩1分
 
開館時間 9:00〜17:00
 
休  み 月曜日(祝日の場合は翌日)、祝日の翌日(土・日曜日を除く)、年末年始
 
入 館 料 無料(茶室、和室等使用は有料)・名勝旧大乗院庭園 入園券100円

JR近鉄奈良駅から奈良交通バスで天理・下山行き『奈良ホテル前』下車、南へ約100m、または『福智院町』下車北へ約150m。
駐車場はありません。



東大池の中島の百日紅(サルスベリ)は、苦難の歴史を生き抜いてきた木だそうです。






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奈良市在住10年目の一般奈良市民が、何気ない普段の奈良の日々をつづった趣味ブログです。
美しい自然と、奈良公園の鹿・猿沢池の亀・奈良町ニャンコ達に挨拶する毎日に感謝。
素敵な奈良の素顔が、伝わればいいなぁ…(*^_^*)




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