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奈良町 夏の夜話


奈良町 夏の夜話

奈良町の猿沢池近くに、
不審ヶ辻子町(ふしんがづしちょう)という地名があります。

グーグルマップはこちら

「不審」って…

不審を抱く、疑いをもつの、
まさにその「不審」に由来する地名なんです。

その語り継がれる、

本当にあった夏の夜話

奈良町の昔話のご紹介です。




昔、元興寺の鐘楼に時々鬼が現われて悪さをするので、

人々は、たいそう頭を抱えていました。


ちょうど、その頃、元興寺には、

雷の申し子だといわれるほど怪力を持った僧がいました。


その名を道場といいます。


鬼の悪さを見かねた、僧は、

鬼を退治しようと一大決心をして、

鬼を待ち伏せます。


そして、対面した僧と鬼。


元興寺の鐘楼で、

僧と鬼は、激しく争いました。


しかし、なかなか勝負がつかず、

対決は、一晩中続きました。


そして、

ついに夜明けになり、朝日が苦手な鬼は、

とうとう、逃げ出します。




僧は、ここで逃がしてなるものかと、

その後を、すかさず追います。



しかし、

鐘楼の北東に当たる辻子の辺りで

ついに、鬼の姿を見失ってしまいました。


今まで見えていた鬼の姿が見えなくなったのです。


僧が、不審に思ったところから、

この辻子を不審ヶ辻子(ふしんがづし)と

呼ぶようになったそうです。



そして、

その鬼の隠れた場所が鬼隠山(きおんやま)と

呼ばれるようになりました。

現在、奈良ホテルがある場所です。

この地名は、現在もつかわれているそうですよ。


実は、

僧と鬼が争った釣鐘、現在は新薬師寺の鐘楼にかかっています。

元興寺の鐘楼が焼けたので、釣鐘だけを新薬寺に移されました。

なんと、鐘の周囲には、

格闘の折に出来た鬼の爪痕だという傷が無数に残っているのだとか…。

参考:学研グラフィック百科」日本の町並み
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本日のトラちゃん情報


今日も、やっぱり、お留守…(涙)
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応援してね♪



コメント
こんにちは。

夏の夜にぴったりなお話ですね。
その鐘がまだ残っているのも怖い〜。しかも、戦いの跡が残ってる・・・。

お寺の鐘って怖い話にまつわるものが多いんでしょうか?
清姫の話とか、作成段階のどろどろに溶けた銅に人を投げ入れた話とか・・・。
  • よっつぁん
  • 2007/08/13 8:39 AM
この間、元興寺の僧侶さんのお話しを聞きに行ったとき、全く同じような話しをされていました。

こういう昔話って全国でも沢山あるんでしょうね。自分の田舎の昔話でも検索してみようという気持ちになりました。お盆ですし・・・(?)
  • にゃら
  • 2007/08/13 10:40 AM
よっつぁん様

>清姫の話とか、作成段階のどろどろに溶けた銅に人を投げ入れた話とか・・・。

清姫の話は、あまりに、有名ですが、
どろどろに溶けた銅に人を投げ入れたって話、

ス、スゴイですね。(;^_^A
気になったので、調べてみたら、
ありました!

↓↓↓

韓国のエミレの鐘

エミレというのはお母さんという意味だそうで、

この鐘をつくる際に女の子を人柱として
けた銅の中に投げ込んだといわれ、

鐘をつくと「エミレ(お母さん)」と音が響いたという伝説が残っているのだとか。

そういえば、

奈良でも、
鹿を殺めてしまった三作の、
生き埋めの話は、有名です…。
  • 管理人
  • 2007/08/13 11:50 PM
にゃら様

ほんとに、

お盆ですし・・・!
暑いですし・・・!

昔話のなかでも、
とりわけ、
ヒヤッとする部類のものを、
私も、
調べてみたい衝動にかられています。(*^_^*)

  • 管理人
  • 2007/08/13 11:55 PM
ならまちとかきたまち辺りには、おもしろい難読町名がたくさんありますね(面積が狭い町がやたら多い)。不審ケ辻子町が校区の某小学校出身ですが、この鬼を題材にした劇を演じた思い出があります。
jp3pzd様

>不審ケ辻子町が校区の某小学校出身ですが、この鬼を題材にした劇を演じた思い出があります。

ヘェ〜そうなんですか。(^_^)
jp3pzdさんは、本当に生粋の奈良の方なんですね〜。

私は、この「鬼」が、
実際のところ、どんな危害を加えていたのか、気になって仕方ありません。

劇では、どんな演出だったのか、
ちょっと興味津々。(笑)
  • 管理人
  • 2007/08/14 2:14 AM
「奈良の伝説」(奈良の伝説研究会編 日本標準発行1980)という本を引っ張り出してきて内容を思い出しました。ひもじい家族に一粒のお米でも食べさせてやりたいと長者の倉に入った泥棒が、長者に捕まって殺された。長者をうらみながら死んでいった泥棒が鬼に化けて現れた。・・・とあり、写真の説明板には書かれていない前置きがあるようです。

>実際のところ、どんな危害を加えていたのか、気になって仕方ありません。
>劇では、どんな演出だったのか

その泥棒の役を演じたのは覚えていますが、劇の演出内容は・・・・記憶の彼方です(汗

ところで、11日に春日野園地のステージでイベントをやっていました(NHK-FMとならどっろFMで生中継)。落語家の笑福亭純瓶さんが、「元興寺の鬼」を題材にした創作落語を話しておられました。
jp3pzd様

おぉ、わざわざ調べてくださったのですね。
ご丁寧にありがとうございます。

恨みが、
鬼の姿となって、現れたのですね。
何だか、物悲しいストーリーです…。

残念ながら、11日のイベントは聴き逃してしまいましたが、
いつか機会があれば、創作落語も、ぜひ聴いてみたいです。^^

貴重な情報ありがとうございました。m(._.)m
  • 管理人
  • 2007/08/15 4:01 AM
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奈良市在住10年目の一般奈良市民が、何気ない普段の奈良の日々をつづった趣味ブログです。
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