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次は10年後 2010年薬師寺 東塔


あいにくの曇り空で、
ぼやけた画像ですが…、
8月に訪れたときの様子です。


一瞬、六重の塔に見える不思議な屋根の三重の塔。



お寺に残る建築で、
奈良時代にさかのぼる唯一のもの薬師寺 東塔(国宝)

今年の秋から、
約1OO年ぶりとなる東塔の、
解体修理事業が始まりますので、
この先10年間もの間、
外観の参拝もできなくなります。

心柱は初層の天井近くまで空洞化して亀裂が入っている。このままでは根元が折れる心配もある。
(県教委文化財保存事務所)





クリックで拡大します。
↓↓↓

奈良薬師寺 公式サイト






天武天皇の発願により、
飛鳥の藤原京の地に造営が開始され、
和銅3年(710年)の平城京への遷都に際して、
飛鳥から現在地に移転したと伝えられます。




2010年10月31日まで、
東塔初層西面扉が開かれていて、
内陣の天井の極楽浄土を表す架空の花絵
「宝相華(ほうそうげ)文様」や、
直径約90センチの心柱の下部を目にすることができ、


扉付近に設置された鏡に映し出された、
建立当初の「宝相華」の天井絵の、
美しい色彩も確認できます。







1300年の月日の迫力に、
吸い込まれそうな、
そして、
後ずさりしたくなるような、
とにかく、
圧倒される、
塔を貫く立派な柱。



この柱で、
1300年前に地震対策が、
施されていたという事実。


クレーン車やブルトーザーなど存在しなかったはるか昔、
当時の人々は、
地球が丸いってことも知らなかったはずだし、

まさか、
遣唐使が船出する難波津まで、
生駒の山に大きな穴をあけて、
たった30分で到着できるような世界になるだろう未来予想図を描ける人など、
いなかったはずだし、

人間が、いずれ鉄の塊に乗って、
鳥たちのように、
空を飛んだりすることなど、
思いもよらなかったはず。


それなのに、
究極の美しさと、耐震性を兼ね備えた塔を、
建ててしまえるなんて、
それは、まるで奇跡!?


1300年前の平城京には、
こうした塔が、
あちらこちらに、
林立していたんですねぇ。
(当時の様子は、平城遷都1300年祭の歴史館平城京VRシアターで観ることができます。)




文字通り、
血と汗と涙で、
1300年前の人が建てた塔の、

その開け放たれた、
西扉から薄暗い塔の中を覗き込んだ瞬間、

いつまでも、
ぞくぞく身震いがとまらない感じでした。


1300年の間に、
信じられないほどに、
文明は進化したわけですが、
人間そのものは、
あまり変っていない…というか、
文明と比例して進化するわけではないらしい。

その時代ごとに、
在り方が変化しつつも、
向上するわけではなく、
グルグル、水平にループしている感じ?!

文明の利器で、
退化・衰退することがないように、
頑張らなくては…。







明日は、薬師寺、西塔の画像を掲載予定です。



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奈良市在住10年目の一般奈良市民が、何気ない普段の奈良の日々をつづった趣味ブログです。
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素敵な奈良の素顔が、伝わればいいなぁ…(*^_^*)




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