Yahoo!検索

  • なら散策日記【鹿と亀と猫と犬の日々】内を検索
  •  ウェブ全体を検索
<< 奈良公園の紅葉具合 | main | 天動説 >>


戦争柄着物 奈良女子大記念館一般公開




先日の祝日、
奈良女子大学記念館一般公開の、
特別展示を鑑賞してきました。



「着物にみる近代日本の戦争」
明治から昭和にかけて作られた戦争をモチーフにした
絵柄の着物や帯、
風呂敷など約130点が展示されています。
11月7日まで。入場無料。


男性用の着物や
陸軍関係の座敷をつとめる芸者さんの、
紋付の着物の柄に、
満州国旗が散りばめられていたり、
くつわと鉄兜が描かれていたり…、

女性や子供の着物にまで、
軍艦や戦闘機が、
色鮮やかに、あしらわれています。

こどもの戦争柄の着物は、
まるで兵士への憧れを煽るような、
躍動感が伝わってくる図柄。

戦場の男性だけでなく、
一般の民衆が、
このような形で、
戦争を肯定する概念を常識として、
日常生活を送っていたということ。

それを目の当たりにして、
私は、かなりショックを受けました。

これらは、
明治から昭和の時代、
日清・日露・第二次世界大戦で、
(昭和15年の贅沢禁止令までの間)
需要の増加に応じて積極的に生産されたそうです。

しかも、当時、
着物生産の最盛期であったという背景もあり、
大胆かつモダンな配色・図柄で、
非常に洗練されたデザイン。


そして、
敗戦とともに、
戦争柄のきものは着ることができなくなり、
まるでその存在がなかったかのように、
忘れ去られました。



今年、
平城遷都1300年祭で賑わう奈良。
どんな血なまぐさい権力争いがあったにせよ、
1300年も昔なら、
(絵空ごとを探るように)
何もかも無邪気に「知りたい」と思えるのですが、

近代という過去は、
正直、直視したくない重苦しさがつきまといます。



たとえば、下記のような生活標語が、
模様になっている着物などもあり、
(イラストと配色がなんとも素敵なだけに)
言葉が出てこない気分になってしまいました。

・生めよ殖やせよ人的資源
・ゼイタクは、賊国だ
・ある物を活かしてつかへ
・枕を高くして寝られるのは誰のおかげ(兵隊さんのおかげ)
・ヒル(昼)は代用食
・戦地の兵隊さんへ慰問袋を送りませう



軍事力を支えることが、
すべての基準だったのですね。

今回の展示にあたり、
記念講演が開催されていたようですが、
残念ながらすでに終わっていました。
展示は、11月7日(日)までです。
奈良女子大学 記念館一般公開「着物にみる近代日本の戦争」

詳細はコチラ↓↓↓(PDF)でご覧になれます。
http://www.nara-wu.ac.jp/news/H22news/101031.pdf

関連サイト
↓↓↓
着物柄に見る戦争
奈良女子大学記念館




キラキラ奈良市観光協会公式HP
キラキラ奈良県 観光情報
キラキラNara City Sightseeing
・奈良県復興ポータルサイト
・NPOセンター 奈良災害支援ネット

緊急災害時動物救援本部
被災犬&被災猫レスキュー 東北地震犬猫レスキュー.com





profile



↓↓↓なら散策日記チャンネル


奈良市在住10年目の一般奈良市民が、何気ない普段の奈良の日々をつづった趣味ブログです。
美しい自然と、奈良公園の鹿・猿沢池の亀・奈良町ニャンコ達に挨拶する毎日に感謝。
素敵な奈良の素顔が、伝わればいいなぁ…(*^_^*)




selected entries

mobile

qrcode

里親募集

categories

奈良の書籍コーナーはこちらです。

archives

links

calendar

   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  
<< November 2017 >>


--------------------

ごゆっくりどうぞ♪(*^_^*)
--------------------


others

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM