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2009年 お水取り4日目


東大寺 修二会(しゅにえ)通称 お水取りの4日目。

今日は、気合入れて早めに二月堂に到着。





水取りや

 籠もりの僧の

   沓(くつ)の音






この芭蕉の句でもおなじみの、
差懸(さしかけ)という木製の沓(くつ)の音です。

↓↓↓

クリックで別ウィンドウが開きます。

いきなり大きな音が鳴りますのでご注意ください。(28秒)





これで、私のお水取り参拝は、ひとまず一段落。

明日から、お仕事に集中しま〜す。(^.^)/




【関連過去記事】
お水取りカテゴリー






2009年 お水取り3日目


修二会(しゅにえ)通称 お水取りの3日目。

なぜか、私は雨のなか、

自分でも理解不可能な衝動に駆られまして、

またまた二月堂まで参拝してまいりました。(笑)

天気予報どおり、シトシト雨が降り続き、

気温もかなり下がってきています。

大仏殿から三月堂、二月堂へと続く石段も、

雨にぬれて危険な感じ〜。



今日、到着したのは6時50分頃…。

カラフルな傘がお花のように広がっているので、

人が多いように見受けられますが、

やっぱり今日はかなりすいてました。

舞台の下の急傾斜は、ドロドロにぬかるんで危険ですので、

さらに人もまばらです。



そんな中、今日の場所はコチラ
↓↓↓




ここは、松明に火をつける場所!

昨年も同じ場所から参拝したのですが、
人が多くて目の前をさえぎる人影の隙間から必死で覗く程度でした。
でも今日は私が最前列♪




7時前になると、加供(かく)奉行と呼ばれる若いお兄さんが、

チョロ松明というオリンピックの聖火くらいの松明を片手に持ち、

この石段を、3度往復します。

一回目は時刻を問い合わせる「時香(じこう)の案内」

二回目が練行衆の上堂を予告する「用事(ようじ)の案内」

いよいよ、
この頃になると、二月堂周辺の明かりが一斉に消され、
辺りはシーンと静まり返った暗闇に包まれます。

そして、次の瞬間、鐘楼の大鐘が鳴り響き
三回目、練行衆の上堂を告げます。
行きまっせ〜」と叫びながら階段を駆け上っていく「出仕(しゅっし)の案内」。


これを合図に二月堂内陣の梵鐘が鳴らされ
いよいよ練行衆を先導するための松明に火がつけられるのです

順番を待つ童子が一人づつ、
壁にかけられている長さ約6m、重さ約40〜50kgの松明を一本づつおろし、
それをそのまま肩に乗せ仁王立ちでがっつりと構えます。

さきほどの三度の連絡を行った加供(かく)奉行が、
チョロ松明を使って、
松明に火をつけます。


パチッパチッと松明の杉葉が燃え上がる音、匂い。


真っ赤な炎の松明を肩に抱える童子の凛々しいシルエットが、
浮かび上がる瞬間、



柱の影から覗き見してるだけの私までもが思わず緊張!ときめき



今日みたいな雨の日は、
もちろん石段も滑りやすく、

童子のかたがたも口々に「危ないからあんまり回すなよ」とか
声をかけあっていらっしゃいました。



石段7、8段目ほどの場所で並んで両手を合わせていらっしゃるのが練行衆です。
下座の配役の方から2、3人づつ順にこの登廊の石段に並び、
燃え盛るお松明一本づつに、お一人づつ順番に上がられます。

お松明が階段を数段登りだすとすぐに、
舞台下の参拝者たちから「おお〜」と歓声が沸き起こります。

燃え盛る炎は、私達を興奮させる魔力がありますね。





一本目の松明が始まって10本すべてが終わるまで、
時間にして20分ほど。

すべての練行衆が上堂され、
10本全部が一回りしてもどってきたのを確かめてから、
私達参拝者が、
登廊に入ることを許されます。

一回りし、燃え尽きたお松明は、
とりあえずは、
またもとの場所に戻されます。


↓お松明のあと舞台に上って、すぐ下を見たところ…。
さすがに、今日はあっという間に人が引けていました。




【関連過去記事】
お水取りカテゴリー


参考文献 東大寺お水取り普及版(小学館)






2009年 お水取り2日目


天気予報では明日3日は雨らしいので、

じゃあ、お天気もよくて風も吹いてない今日のうちに、

お水取り参拝しておこうっかな♪…と、

昨日に引き続き、今夜も二月堂に行って参りました。(笑)

昨日と同じく6時20分ごろ二月堂に到着。



平日月曜日というだけあって、
昨日よりもさらに人が少ない感じがしました。
すいてるので、どんどん前方にスルスル入り込んで、
今夜は特等の場所で参拝。
(追記:すいてるとか混んでるとか、
人により感じ方は様々ですのでご参考程度に…(^_^;))



とはいえ、6時半も過ぎた頃から、
人もじょじょに増えて、
結局、昨日と同じくらい(約3000人)かな…?


ところで、

11名の練行衆は、14日まで連日、
1日6回の勤行があります。
これを六時の勤行と呼びます。

このお松明の明かりで上堂する19時の行は、
そのうちの1回目にあたり、
6回のうちの1回目ということで、
初夜(しょや)の勤行と呼ぶそうです。

その初夜(しょや)の勤行のために練行衆を先導する明かりが、
このお松明なんですね。

お松明を持つのは童子(どうじ)。
練行衆のお世話を担当する人たちです。

あと、奈良警察署の方が、
拡声器で、
練行衆は全部で11名いらっしゃいますが、
そのうち1名はすでに先に上堂されているので、
残り10名の練行衆のために、お松明が10本上がります。
と説明してくださってました。(笑)

「スリに注意!」と物騒で風情のない言葉を連呼されるより、
その合間に、管轄外(?)のお水取りの説明もしてくださるなんて、
素敵なことですよね。










↓カメラの操作を間違って、
よりにもよってフラッシュ禁止看板の真下で、
フラッシュたいてしまいました。(>_<)ゴメンナサイ〜
火の粉がまるで雪みたいに写ってました。



盛大に浴びました!(笑)
この火の粉をかぶれば、無病息災

でも、気をつけないと火の粉で衣類に穴があきます。
しかも自分では気づかない!

近辺の人同士、服の火の粉を払ってくださいと、
待ち時間にアナウンスがありました。



今日の特等席は、
石段を登る松明とそのあとに続く練行衆、
そして二月堂舞台の北の角、
その両方を真近で見ることができます。

で、改めて思ったのですが、

お松明って、
石段を登っている間が、
一番激しく燃えているようです。(?)
…というかピークが石段の上の方のような感じ。
もちろん、
距離が近いからそう感じられるのかもしれませんが…。



天井に燃え移りそうな激しい炎。



お松明に先導されて、
練行衆がお一人づつ順番に、
上堂なさったあと、
沓(くつ)を踏み鳴らして内陣に駆け入られます。
これだけ近いと、
その沓(くつ)の音を鮮明に聞くことができます。

カッカッカッカッカッという激しくリズミカルな不思議な音…。
関連過去記事⇒お水取り 「総別火(そうべっか)」差懸(さしかけ)という木製の沓(くつ)

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19時00分 初夜上堂
(中略)
出仕の鐘を聞くと下座の人から二、三人ずつ順に登廊に並び、燃え盛る上堂松明に先導されて一人ずつ上堂する。平衆は床を踏み鳴らして内陣に駆け入り、四識(ししき)が上堂し終わるまで行道する。四識(ししき)は礼堂に着座した後、改めて一人ずつ内陣に仕出し、丁重に本尊に拝して着座する。この一連の作法は、あたかも絵巻を見ている典雅な趣がある。

東大寺お水取り普及版 小学館より引用転載
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今夜は、昨日よりも寒かったので、
終わったとたんサッサと帰路につきました。(^_^;)
とはいえ、例年よりは温かく感じます。
温暖化の影響でしょうか?






2009年 お水取り1日目


2009年、1258回目のお水取り(修二会(しゅにえ))初日、

参拝してきました。

6時20分くらいに到着。

初夜上堂(おたいまつ10本)

穏やかなお天気ながらも、

ときどき吹き抜ける強い風。

午後7時、お松明の火が二月堂舞台で、

見事に燃え上がっていました。














今年の初日が、曜日ということで、

かなりの混雑を予想していたのですが、

それほどでもなかったです〜(^.^)

(追記:読売新聞によると3月1日参拝者は約3000人だったとのこと。)





【関連過去記事】
お水取りカテゴリー






お水取り 大中臣祓(おおなかとみのはらえ)


夕方、戒壇院経由で二月堂までのんびりお散歩してきました。

今日2月28日は、練行衆が戒壇院別火坊を出て、
二月堂参籠宿所へ入られる日です。

いよいよ明日からはじまる修二会。

練行衆の別火坊ご出発仕度は、
たしか15時ごろなので、私が通りかかった17時ごろは、
練行衆はご出発されたあと…。

↓すでに練行衆は二月堂に向われた後の戒壇院の別火坊






裏参道を通って、二月堂まで、
「日が長くなったなぁ〜」なんて思いながら、
のんびり歩きました。

東大寺(雑司町)の周辺地図
クリックでYahoo地図へ飛びます。


ほどなく二月堂に到着。

明日からの修二会のための立派なお松明の竹が整然と立てかけられています。



その西側の建物。
普段は閉まっているのですが、
今日は湯気がたちこめ緊張と活気に溢れている様子がうかがえました。



そして、再び
石段回廊の下に目を向けると、20〜30人の人だかり。

今から何か始まるの…?




わけもわからずミーハー気分で私も待ってみることに!(笑)


待つこと20分程度。

舞台周辺を行ったり来たりしながら時間をつぶしましたが、
2月とは思えない温かい夕暮れで、まったく苦にならないひととき…。

いえ、理由は気温のことだけではなく、

曰く言いがたし、
何ともいえぬ独特の空気が漂っていて、
気持ちがし〜んと静まり返っていくような、
心地よさを感じました。

修二会前日ならではの雰囲気かもしれませんね。

そして周辺の緊張感が高まってきた18時きっかり。
参籠宿所から出てこられた白い装束の練行衆の、
松明の明かりの前での儀式(15分ほど?)を見学することができました。

調べてみますと大中臣祓(おおなかとみのはらえ)と呼ばれるものらしく、

本行に先だつ28日の夕刻18時に行われる神仏が融合したような儀式だそうです。

昔、天狗が嵐を呼び修二会の邪魔をしたことから、
天狗を呼び寄せて、お祓いしたという伝説があり、
別名「天狗寄せ」とも呼ばるのだとか。

実際は、明日からの本行のために練行衆を清めるためのもので、
神道の「中臣祓詞(なかとみのはらえことば)」に、
類似した詞を黙読します。
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大祓詞(おおはらえのことば)は、神道の祭祀に用いられる祝詞の一つである。中臣祓詞(なかとみのはらえことば、略して中臣祓)・中臣祭文(なかとみさいもん)とも言う。Wikipedia
----------------


「咒師(しゅし)」という配役の練行衆が、
松明の明かりのもと、
襟元から取り出した「幣(へい)」を黙読するという動作を
何度か繰り返します。
その後、大きく左右に「幣(へい)」を左右に動かし会場を清め、
石階段のほうで南向きに一列に並ぶ他の練行衆も祓いを受けます。

このときフラッシュ撮影した人、怒られてました。(^_^;)

しかし、周囲の方々みなさんすんごい大きい象の鼻みたいなカメラをお持ちで、
私の小さなカメラがちょっと恥ずかしかったです。
ま、お水取りヒヨッコ(・e・)の私にはポケットカメラが似合ってますけど…。



↓この後、童子が結界の綱を張り儀式終了。
----------------
結界(けっかい、Skt:Siimaabandha)とは、聖なる領域と俗なる領域を分け、秩序を維持するために区域を限ること。Wikipedia
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時間にして15〜20分ほどでしたでしょうか…。(?)
貴重な場に立ち会えたことに感謝です。

今年はお水取り初日が日曜日ですので、
初日から、多くの観光客が訪れるかもしれませんね。









練行衆は、3月1日午前0時45分お目覚めになり、法要がはじまります。

二週間にわたる修二会の開幕。



【関連過去記事】
お水取りカテゴリー






お水取り 「総別火(そうべっか)」


今日は、久し振りに快晴、

気持ちの良いお天気でした。晴れ

でも、

なんと言ってもお水取りが終わるまでは、

奈良に春はやってこないはずですから、

寒波への油断は禁物ですね。(笑)


先日、二月堂の前を通ったら、

すでに、舞台下一面には、竹の柵が設けられており、

お水取りとの準備がちゃくちゃくと進められているようでした。



ところで、

お水取りといえば、

お松明です。

でも、私にとって、そのお松明と同じくらい、印象深いのが

堂内から聞こえてくる 僧侶「練行衆」の

床を蹴るような、ただならぬ激しい音


大きな声では言えませんが、ひそかに私は、「和風タップダンス」と呼んでいます。(^_^;)

僧侶「練行衆」の堂内の様子は、ときどき隙間から見え隠れするわずかなシルエットを期待して必死で覗きこむしかないのですが、
(関連過去記事→二月堂平面図

この激しい音だけは、外からでもバッチリ確認できます。



芭蕉の句でも有名です。


水取りや

 籠もりの僧の

   沓(くつ)の音









これは、差懸(さしかけ)という木製の沓(くつ)の音なんですね。








これは本行中に、練行衆が使用する特別の履物ですが、

厚底の部分の材質は、桜や松の木らしいです。

重そう…。

歩き辛そう…。(^_^;)


履き方がヘタだと、

先の白い帽子の部分が取れてしまい修理が必要になるのだとか。

あれだけ激しい音が聞こえてくる行ですから、

取れるのは当たり前のように思いますけどね。(!?)

修理をするときは、袈裟と念珠をはずして行わなければならいそうで、

手間がかかるので「履き方ヘタ」だと後ろ指さされるんでしょうか…(^_^;)






この履物も、前行の「総別火」で練行衆がお作りになります。

その「総別火」がいよいよ始まりました。


東大寺お水取りの、僧侶「練行衆」が26日から、

修二会の前行で更に厳しい「総別火」に入ると、

報じています。



<お水取り>精進の試別火
前行が続く東大寺二月堂の修二会(お水取り)は25日、練行衆が本坊を訪れ、
上野道善別当や長老に「暇乞い」のあいさつを済ませた。
留守を守る僧侶は娑婆古練と呼ばれ、本坊の大玄関に並んで練行衆を迎えた。
和上の北河原公敬・上院院主が代表してあいさつ。上野別当から薄茶が振る舞われた。
練行衆はいったん自坊に帰り、夕方再び別火坊に入った。
きょう26日からより厳しい総別火が始まり、地面に降りることも許されない。

佳境前に「ひと休み」-お水取り・暇乞い  (2009.2.26 奈良新聞より引用転載)
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●●●以下過去記事部分を再掲載●●●

練行衆(れんぎょうしゅう)とは修二会に参加する僧侶のことで、
11名指名され、3月1日から14日まで続く、日夜の厳しい行を勤めます。
その、本行の準備期間として
東大寺戒壇院に、練行衆全員が宿まりこみます。

この期間を「別火」と言います。
(用いる火を世間と区別するの意で「別火」だとか。)
さらに、
前半を「試別火(ころべっか)」
そして
後半を「惣(総)別火 (そうべっか) 」と呼びます。

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本行のスケジュールこちら→過去記事
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東大寺(雑司町)の周辺地図
クリックでYahoo地図へ飛びます。



【関連過去記事】
お水取りカテゴリー






お水取り 花ごしらえ




東大寺お水取りの、僧侶「練行衆」が23日、
お水取りで、堂内を飾るツバキの造花を作る「花ごしらえ」を行ったと
報じていました。


ござの上に咲く和紙ツバキ…お水取り「花ごしらえ」
 ツバキの造花を作る練行衆ら(23日午前10時21分、奈良市の東大寺で)=前田尚紀撮影 東大寺二月堂(奈良市)の修二会(しゅにえ)(お水取り)で、堂内の須弥壇(しゅみだん)を飾るツバキの造花を作る「花ごしらえ」が23日、同寺戒壇(かいだん)院の別火坊で行われた。
 前行に励む僧「練行衆(れんぎょうしゅう)」が、ござの上で、赤と白、黄色の和紙を花びらの形に切り、タラの木に張り付けた。
 ござの外に出た材料は「塵(ちり)」として使わない決まり。僧たちは真剣な表情で、約400個を一つずつ丁寧に仕上げていった。27日にツバキの木に取り付け、本行に入る3月1日に堂内に飾る。
(2009年2月23日 読売新聞)

ござの上に咲く和紙ツバキ…お水取り「花ごしらえ」 ニュース 関西発 YOMIURI ONLINE(読売新聞)より引用転載
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二月堂の須弥壇(しゅみだん)を飾る和紙でできた椿の造花を、
おつくりになる光景。

傍目からお見受けすると、
なんだかとっても、
なごやかな雰囲気のようにも感じられますが、

お水取りの準備期間「別火」の大事なお役目のひとつで、
その作業中、テシマと呼ばれるござの外に、
万が一ポロッ!と材料が落ちてしまった時には、
もう使用することができないそうです。


この椿は、奈良の三名椿(さんめいちん)のうちのひとつ、
赤に白の斑点のある「糊(のり)こぼし椿」(別名「良弁(ろうべん)椿」)を模したものです。
(ちなみに三名椿、あとの二つは、伝香寺「ちり椿」、白毫寺「五色椿」)



タラの木に、黄色の和紙(クチナシで染めたもの)を巻いて、
赤い和紙(ベニバナ染めたもの)を糊でくっつけるのですが、
その名の由来がまたユニークで、
造花を作るときに、
糊を塗りこぼしてしまったような、斑点があることから、「糊こぼし」と呼ばれるようになったそうですよ。

わざわざ、
糊がはみ出したところを指して名づけるなんて…笑

他にも、

「色はみだし」

「切りのこし」

「形くずれ」


とか…、

あ、いえ、

そんなのはないですけど、(笑)

勝手に連想してしまいました。(^_^;)



そして、造花の元になっている「糊こぼし」の椿が、
東大寺 二月堂の前、四月堂の北側の開山堂に、
植えられています。
(良弁(ろうべん)僧正をおまつりするお堂)

二月堂舞台からの風景









期間限定の「糊こぼし」を模した和菓子も人気ですね。

萬々堂通則「糊こぼし」
↓↓↓



萬勝堂の「修ニ会の椿」
↓↓↓



なかにし「満願椿」「南無観椿」
↓↓↓






追記





【関連過去記事】
お水取りカテゴリー






お水取り 試みの湯


東大寺お水取りの、僧侶「練行衆」が21日、

境内を巡って参籠(さんろう)中の無事を祈る「社参」を行ったと

報じていました。




参籠の無事祈願、練行衆が「社参」…奈良の修二会
奈良市の東大寺二月堂の修二会(しゅにえ)(お水取り)で、前行の「試別火(ころべっか)」に入った僧侶「練行衆」が21日、境内を巡って参籠(さんろう)中の無事を祈る「社参」を行った。
 土の上に降りることも許されない「総別火(そうべっか)」入りしている新入を除く練行衆10人は、午後1時すぎ、戒壇院の別火坊を出発。戒を授ける「和上」の北河原公敬・上院院主を先頭に、八幡殿、大仏殿、天皇殿、開山堂の順に参拝した。途中、役職者以外の「平衆(ひらしゅ)」がほら貝を吹き鳴らした。
 社参に続いて、二月堂近くの湯屋では、参籠の意志を確認する儀式「試みの湯」が行われた。

参籠の無事祈願、練行衆が「社参」…奈良の修二会 季節のたより:季節 自然 関西発 YOMIURI ONLINE(読売新聞)より引用転載
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この21日は、昼食後、午後1時から、
新入を除く練行衆全員で「社参」「試みの湯」に出発します。

道順は、東大寺境内の、

八幡殿⇒大仏殿⇒天皇殿⇒開山堂⇒二月堂下の湯屋

その道中、行列がどこを歩いているかわかるように、
「猫段」「大鐘」「法華堂下の石段」で法螺貝を吹くそうです。

特に、転ぶと猫になってしまうという言い伝えの恐怖の石段「猫段」を、
歩くときは要注意ですね。
万が一練行衆が階段を踏み外したら、みなさん猫になってしまい、
法要が行えなくなって大変です!(笑)
※関連過去記事⇒東大寺の猫段


11名の練行衆にはそれぞれ役配があるのですが、
湯屋に着くと
修二会の進行を司る堂司(どうつかさ)が、

脱衣場で「新春の御慶(ぎょけい)」と言います。

他の練行衆が、これにそれぞれの立場の返答で応えて、
本行(ほんぎょう)への覚悟を決めることになるそうです。



そしてその後、入浴。





えっ入浴って!

湯屋って!

あの大湯屋のこと?

今でも本当に入浴できるの?!

ビックリ!!!





↓↓↓二月堂への裏参道途中の 「大湯屋」。(おおゆや)

※建物は室町期の再建。中にある鉄湯船(鋳鉄製で口径232cm)は鎌倉期に
 重源が造らせたもの。
 建物内は非公開。参考文献:芸術新潮「東大寺という宇宙」



もとは僧侶が身を清めるためのものですが、
仏教を広めるために寺院へ参詣する人々にも使わせるようになり、

その結果、
大湯屋を利用した人々がお布施を置くようになり、
それが入浴料となって銭湯の原型になったらしいです。

貧しい人たちの垢をぬぐってあげるためにと、
聖武天皇の后光明皇后が提案された法華寺の「から風呂」も
有名な話ですね。



へぇ〜現在でも、

室町期の、この大湯屋が使うとは!!びっくり

さすが1200年以上も続く伝統行事!!!



と思いきや、

もちろん、そんなわけはなく、

二月堂のすぐ下に、

別の「二月堂湯屋」がちゃんとあるんだそうです。


二月堂の舞台から見た景色




それにしても、

お風呂の脱衣場で、覚悟を確認するって…、

不思議…。

「覚悟を固めて身を清める」ということでしょうか?( ̄ー ̄?).....??


【関連過去記事】
お水取りカテゴリー






お水取り 前行「試別火(ころべっか)」


東大寺お水取りの、僧侶「練行衆」が20日、

修二会の前行「試別火(ころべっか)」に入ったと、

報じていました。



<お水取り>精進の試別火
別火坊に入る練行衆(東大寺戒壇院で)  奈良市の東大寺二月堂の修二会(しゅにえ)(お水取り)にこもる僧侶「練行衆」が20日、精進潔斎につとめる前行の「試別火(ころべっか)」に入った。15日に試別火入りした新入は、さらに厳しい「総別火」に入った。
新入を除く10人の練行衆は午後6時20分頃から、東大寺戒壇院に設けられた別火坊に次々と集まった。浄水をササで降り注ぎ、荷物や体を清めた。
お水取り>精進の試別火 奈良 地域 YOMIURI ONLINE(読売新聞)より引用転載
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練行衆(れんぎょうしゅう)とは修二会に参加する僧侶のことで、
11名指名され、3月1日から14日まで続く、日夜の厳しい行を勤めます。
その、本行の準備期間として
東大寺戒壇院に、練行衆全員が宿まりこみます。

この期間を「別火」と言います。
(用いる火を世間と区別するの意で「別火」だとか。)
さらに、
前半を「試別火(ころべっか)」
そして
後半を「惣別火 (そうべっか) 」と呼びます。

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本行のスケジュールこちら→過去記事
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東大寺(雑司町)の周辺地図
クリックでYahoo地図へ飛びます。





通称「お水取り」と親しまれる法要「修二会」は、
前行、本行をあわせてほぼ1ヶ月、
準備期間を加えれば3ヶ月にも及ぶ大きなものです。
いわゆる観光として有名な「お松明」「お水取り」は、ごく一部なんですね。




で、今年は、
若干26歳の新しい僧侶が、練行衆(れんぎょうしゅう)新入(しんにゅう)として
「デビュー」されたらしいです。

数日前に、こちらもまた記事になっていました。
↓↓↓
新入の僧試別火入り
奈良市の東大寺二月堂の修二会(しゅにえ)(お水取り)に初めてこもる新入(しんにゅう)の僧、隔夜寺徒弟の中田定慧さん(26)が15日、精進潔斎につとめる前行の「試別火(ころべっか)」に入った。
新入の僧試別火入り 奈良 地域 YOMIURI ONLINE(読売新聞)より引用転載



ニュースの写真では、
一休さんみたいなかわいらしい(失礼!)人でした。
とはいえ、その厳しく引き締まったお顔の表情からは、
これからはじまる行への緊張感がみなぎっていらっしゃる感じ…。
新入は、他の練行衆より早く総別火に入るため、
今後は、自分の部屋の火以外にはあたれず、土の上に降りることも許されないのだそうです。(>_<)
今夜もたいそう冷えこんでます…。

【関連過去記事】
お水取りカテゴリー






二月堂修二会(お水取り・お松明)


2008年お水取り初日、参拝してきました。

二月堂の裏参道経由で、
到着したのは7時直前。

いきなり、
「昨年は観光客を狙ったスリがあったから注意するように」と、
何度もアナウンスされていました。(>_<)



たくさん奉納されたお松明用の立派な竹がズラリと並べられています。



が、二月堂欄干の真下はもちろんのこと、
その周辺広範囲に、
びっちり埋め尽くされている参拝者の塊!

土曜日、しかも比較的あたたかい今夜は
やっぱりスゴイ人なのでした…。

恐れをなした私は、
眺めの良い場所はスッパリ諦めて、
回廊の入り口付近から参拝することに…。





二月堂からお松明が見事に燃え盛る「定番お水取りの風景」は、
今夜はいっさい見学せずに、
回廊背後からの見学に専念することにしたんです。(笑)

いやぁ〜なかなか興味深く参拝させていただきました。


まず、

お松明があがる前に、
チョロ松明をかかげた加供(かく)と呼ばれる人が、
二月堂の回廊を駆け上がり、
三度往復する儀式があります。

これには、
時刻の問い合わせや上堂の予告などの意味が
込められているらしいのですが、

チョロ松明」という名から想像するように、
ちょうどオリンピックの聖火ぐらいの大きさで、(笑)
今まで、
遠くからではあまりはっきりその存在を確認することが、
できませんでした。

でも、今夜はバッチリです。(^_^)v

しかも回廊を駆け上がるときの、
「行きまっせー」というお決まりの大きな一声も、
チョロ松明といっしょに、
今夜は、私の目の前を駆け抜けて行かれました。

ちょっと、感動…。

チョロ松明をかかげた加供(かく)は若い男性で、
暗闇の石段を、驚くばかりの軽いフットワークで往復。
あっという間の儀式でした。


その後、

いよいよ、
童子が、
この50キロ近くもあると言われるお松明を、
肩にかつぎ、点火。

火はすぐにパチパチと小気味良いリズムで、
あっけないくらいカンタンに、
激しく燃え上がります。

そして、
童子が石段を一歩づつ上がっていくと、
ほどなく、
多くの参拝者のほうから、

「お〜」という喚起のざわめきが聞こえてきました。


で、
今回、はじめて知ったことがあります。

この、
1本づつお松明が石段をあがっていくたびに、
そのすぐ後ろについて、おひとりづつ練行衆の僧侶が石段を、
上がって行かれるのを目撃したんです!

私達参拝者が、お松明の炎に注目するそのすぐ後ろの暗がりに、
練行衆の僧侶がいらっしゃったとは…、私はまったく知りませんでした。(^_^;)

あのバカでかい炎は、本当に、今でも、道明かりだったの?!という驚き…。

修二会(お水取り)のお松明は練行衆のための道明かりだった…という話は、
解説を読めば、かならず説明されていますが、

現在でも本当にその役目を果たしているとは、

ビックリ!

練行衆の足元を照らすどころか、
燃え移りそうな勢いですから…。(笑)



ところで、
練行衆は11名ですが、
「処世界」と呼ばれる立場の僧侶は、
すでに上堂されているので道明かりは不要。
残り10名の練行衆の道明かりのために、
10本の「お松明」が必要。

と、いうことで、
12日以外の毎晩お松明が10本上がるんですね。


練行衆は3名づつくらい回廊の石段で、
ご自分の順番を待たれるのですが、
お松明の激しい炎が、
練行衆のお顔、極近にせまっていて、
遠くから見ていてもハラハラドキドキでした。

私のデジカメでは、下の画像が限界なのですが、
とりあえず、雰囲気だけでもご覧のあなたに伝わりますように…。



高性能なカメラをお持ちの方、
この場所からだと、
か〜なりドラマチックな画像を激写できますよ。

燃え盛るお松明を肩にかかえた童子の、
後ろ姿のシルエット、超カッコいい 〜です。

でも、フラッシュ・ストロボは、
警備員さんが禁止命令だされてますからご注意。



今年も、縁起モノのお松明の杉をゲット♪




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